#024 中尾益巳・来年開催を目指す「ステージレース三陸311」とは - a podcast by Koichi Iwasa / DogsorCaravan

from 2020-09-03T12:38:54

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宮古市浄土ヶ浜(岩手県)から三陸海岸に沿って南三陸町(宮城県)まで311kmを6日間で踏破するステージレース。今年夏にプレ大会開催を発表した「ステージレース三陸311」はCOVID-19によりスケジュールを見直すこととなりました。大会を主催する「特定非営利活動法人ディスカバー・リアス」の代表理事、中尾益巳 Nakao Masumiさんは東京から三陸に住まいを移し、東日本大震災から10年となる来年2021年の第一回大会の開催に向けて準備を加速するといいます。



NHKのプロデューサーとして制作した2009年の番組『激走モンブラン!』は多くの人をトレイルランニングの世界に引き込んだ、伝説的なドキュメンタリーです。さらに中尾さんはウルトラトレイル・マウントフジ(UTMF)の実行委員として大会を実現にこぎつけたほか、様々な大会や競技団体などの立ち上げに関わってきた日本のトレイルランニング界のレジェンドの一人です。



「ディスカバー・リアス」のウェブサイトを立ち上げ、賛助会員「三陸でぃすかば部」の募集も始まった先月末、中尾さんにお話をうかがいました。ステージレースのコースや宿泊などについて現時点のイメージをお話しいただいたほか、中尾さんが三陸に関わりを持つようになったきっかけ、とりわけそこでステージレースを開催しようと考えたきっかけについて詳しく伺いました。東京からきた自分がここで6日間のステージレースをやりたいというのを地元の人たちがどう受け止めているか、と不安だったときに背中を押してくれたというエピソードも話してくださいました。



大会を主催するNPO法人は昨年秋に設立されたばかり。一方、今年に入ってからのコロナ禍は大規模なスポーツイベントを開催するには強い逆風、という状況です。大会を通じて、三陸の風景や人々にふれることでより多くの人たちにその魅力を伝えていくという「ディスカバー・リアス」の使命を果たすため、寄付金や賛助会員「三陸でぃすかば部」の受付も始まっています。選手としてステージレースに参加しようとしう選手の皆さんはもちろん、「これからいろいろ苦労して大会を開催するまでの過程を一緒に楽しんでいただける方がいらっしゃったら」、と中尾さんは話してくれました。



インタビューの最後では自ら動画を制作して人気を集めるYouTuberの人たちがますます話題になる今、中尾さんが考える今どきの映像作りについて思うことを岩佐が質問しています。



今回のエピソードはリカバリーサンダル「rig」の提供でお送りします。





(2020年8月31日収録)





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