SCB PODCAST#132『ガザに地下鉄が走る日を読む』 - a podcast by SATELLITECITYBOOKS RADIO

from 2023-11-25T06:12:59

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SCB PODCAST#132は『ガザに地下鉄が走る日を読む』です。2023年11月現在、いまだ戦闘が続くガザ地区。終わりの見えない戦争の犠牲になる市井の人々。世界中で1人でも多くの人がこの本を読まなければならない、そしてこの現実を知らなければならないと思いました。一刻も早く、戦争が終わること(ガザに自由が訪れること)を願うばかりです。【作品紹介】イスラエル建国とパレスチナ人の難民化から70年。高い分離壁に囲まれたパレスチナ・ガザ地区は「現代の強制収容所」と言われる。そこで生きるとは、いかなることだろうか。ガザが完全封鎖されてから10年以上が経つ。移動の自由はなく、物資は制限され、ミサイルが日常的に撃ち込まれ、数年おきに大規模な破壊と集団殺戮が繰り返される。そこで行なわれていることは、難民から、人間性をも剥奪しようとする暴力だ。占領と戦うとは、この人間性の破壊、生きながらの死と戦うことだ。人間らしく生きる可能性をことごとく圧殺する暴力のなかで人間らしく生きること、それがパレスチナ人の根源的な抵抗となる。それを教えてくれたのが、パレスチナの人びとだった。著者がパレスチナと関わりつづけて40年、絶望的な状況でなお人間的に生きる人びととの出会いを伝える。ガザに地下鉄が走る日まで、その日が少しでも早く訪れるように、私たちがすることは何だろうかと。

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